自給自足の最初のステップ・地産地消

近年、地産地消という言葉がよく聞かれるようになりました。現在、日本の食糧自給率はとても低くなっていますので、これを少しでも高めるための運動の一環として地域の農家や農協、自治体などが提唱している運動の一つが地産地消です。

この地産地消は地域生産地域消費の略で、地域で生産し、その地域で消費をするといった意味です。まさに地域ぐるみでの自給自足といえるのではないでしょうか。農業の経験のない人がいきなり自給自足の生活を送るのは簡単なことではありません。ですので、この地域での取り組みの輪に参加して、自給自足への第一歩を踏み出してみましょう。

地域の直売所を利用する

実際に地方で農業を営んでいる筆者が頻繁に利用しているのは、ふれあい市場などと呼ばれている地域の農作物の直売所です。自治体が経営しているものや、農協や地元企業が運営しているものなど、形態はさまざまですが、農業が盛んな地域には必ずといっていいほど存在しています。

ここは、その地域の人が作物などを自由に販売することのできる場所です。その地域で生産された農作物や畜産物を手軽に、そして安価に購入することができますので、普段の買い物はスーパーではなくこういった場所を利用するという人も少なくありません。

自分の作った作物を売り、そして同じ地域の人の作った作物を買うことによって、誰でも簡単に地産地消の輪の中に参加することができるでしょう。

スーパーの地域産作物コーナー

前述の直売所に対抗して、大手のチェーン系スーパーなどでも地域産の作物を販売するコーナーが設けられていることがあります。

ここで作物を売るにはそれなりの量の安定供給が必要となってきますので、いきなりは難しいかもしれません。しかし、買い物をする際にできる限りこのようなコーナーの商品を選ぶことでも地産地消の活動に参加することができます。

厳密にいえば、地産地消は自給自足とは異なります。しかし、スローライフの一環として自給自足を目指すのであれば、これも一つのステップとして利用することができるのではないでしょう。

最近では、地方の直売所が期間限定で都市部のデパート内などに出店していることもありますので、実際に田舎暮らしを始める前の疑似体験として一度足を運んでみてはいかがでしょう?

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