田舎暮らしのここが不便!

筆者は生まれてから30年以上、田舎で生活を送ってきました。いわば、生まれながらの田舎暮らしのプロである、と自認しています。 そんな私の実際の生活の一部をご紹介してみたいと思います。これから、田舎で生活をしてみたい、という方はぜひ、参考にしてください。

今回、まず最初に取り上げたいのが田舎ならではの不便な点についてです。これを把握することができていなければ、実際に田舎暮らしをはじめた後になって「こんなはずじゃなかった!」なんて思ってしまうことになるかもしれません。

公共交通機関は利用できないもの、と考えること

近年では田舎でも、電車やバスなどの路線が通っていることも少なくありません。しかし、本当に利用することができるものなのでしょうか? 地図上では駅やバス停などがしっかりと記載されていたとしても、実際にはほぼ廃線状態になっていることも少なくありません。

実際に、筆者が暮らしている街にも単線の無人駅がありますが、朝や夕方といった利用者が比較的多いであろう時間でさえ、1時間に1本あれば良い方です。昼間や遅い時間になってしまうと、数時間に1本しかありません。これでは、出勤などに利用することは難しく、とても日常の足、とはいえません。

また、バスについてです。これも本数が非常に少ないだけでなく、近年過疎化が進み、利用者が減少したことから、いくつもの路線が廃止になってしまいました。筆者宅の最寄りのバス停も数年前に消滅してしまい、利用できなくなっています。 今は辛うじてバスが走っていたとしても、数年後も利用できるとは限らない、ということを頭に入れておかなければなりません。

そうなれば、交通手段は基本的に車になってしまいます。田舎では一家に1台ではなく、1人1台が当たり前です。 車がなければ生活をすることができない…これが田舎の交通事情です。

急な病気の時の悩み…病院がない!

筆者の暮らしている街には、小児科兼内科の小さな個人病院、そして歯科医院がそれぞれ一軒ずつあるだけです。 外科はありませんし、そのほかの専門科のある病院なんてありません。しっかりとした検査や入院が必要な場合は30km以上も離れた総合病院まで行く必要があります。 早急な治療が必要な病気や怪我をしてしまったら…そう考えただけで怖くなってしまいます。

病院の不足は、筆者の暮らしている街だけではなく、多くの田舎が抱えている大きな問題の一つです。 もし、これから田舎暮らしをはじめよう、と考えているのであれば、最寄りの総合病院までどのくらいの距離があるのかを必ず確認しておくようにすべきでしょう。

教育機関、施設もほとんどない

少子化の影響によって、学校などの教育機関や施設もほとんどないところも少なくありません。

筆者が子供の頃通っていた小学校は、十年ほど前に廃校になってしまい、現在の子供たちは遠く離れたところまで通わなければならなくなっています。 小学校、中学校といった義務教育の機関に関してはなかなかなくなってしまうことはありませんが、高校や大学、専門学校などへの通学はかなり困難です。

実際に、筆者は大学へ毎日片道2時間半をかけて通学していました。時間も交通費もバカになりません。

このように、田舎暮らしにはいくつもの不便な点があります。これらをしっかりと頭に入れた上で、検討してみてください。

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