Iターン転職をして田舎暮らしを楽しもう

進学や就職などで生まれ育った地を離れた人が、再び地方に戻って転職することをUターン転職(就職)といいますが、都心で生まれ育った人が地方に移住して働くことをIターン転職といいます。元参議院議員の小山峰男が、地図上で見た時の人の動きがI字状になることから名づけました。Iターンは、田舎で暮らしたことがない人が地方に憧れて行うことが多いようです。地方に支店がある企業に勤めている場合、本人の意志に関係なくIターンすることもあります。

自然の中で長閑に暮らせる代わりにデメリットもあるIターン転職

Iターン転職で得られるメリットは、豊かな自然の中で暮らせることです。空気がきれいな場所で緑に囲まれてのどかに暮らすことができます。都心の環境に疲れている人はリフレッシュできるのではないでしょうか。また、地方は通勤時間でも都心のように電車が混雑しないので、満員電車から開放されます。住居の値段も都会と比べて断然安くなっています。1部屋の物件を東京で借りた場合は平均7万円以上かかりますが、群馬県や山口県、徳島県、愛媛県などは月に4万円かかりません。地方で東京と同じくらいの家賃を払って住むならずっと良い物件を選べます。

ただ、見逃せないデメリットもあります。通勤ラッシュがないのは良いですが、地方の場合、電車の本数がずっと少なくなります。1本乗り逃したら、次は1時間後なんていうこともざらにあり、時刻表をきっちり確認しておかなければなりません。また、お店も少なく24時間営業しているコンビニなどもめったにないので、買い物のときには不便かもしれません。そして、田舎の人間関係は都心よりずっと密接です。困ったときに助けてくれるなど暖かい面がある一方、人が少ないので、どこへ行ったとか、病気で入院したとか、何を買ったとかいうことがすぐに筒抜けになってしまいます。田舎では隠し事はほぼできません。これらのデメリットを考慮して、それでも田舎で暮らしたいと思ったら移住してみるのもいいと思います。

Iターン転職してみたくなったら

Iターン転職をして田舎に住んでみたいと思ったら、まず希望するエリアの求人を探しましょう。地方でIターン転職の斡旋を行っていることもあります。ただ、都心に比べて田舎は格段に働き先が少ないので注意が必要です。良い求人が見つかったらさっそく応募しましょう。遠方からの応募なので、面接や見学には交通費・宿泊費がかかります。なるべく一度に複数の面接を受けられるようにしておくと節約になります。結果は通常1~2週間程で届きます。無事、内定が出たら、住居を探しましょう。就労先や自治体がサポートしてくれることもあります。ない場合はネットなどを使って自分で探します。この時もやはり、現地に行くまでの交通費や宿泊費が必要となるので、なるべく複数の候補地を観られるように調節しましょう。準備が終わったら、いよいよ引っ越しです。初出勤の1~2周間前までには転居を終えて、役所への手続きや必要なものの現地調達などを済ませておくのをおすすめします。実査に住居を見たり仕事場を見学したりすると、思っていた様子とだいぶ違っていたということもあります。移住してから後悔しないためにも、下調べや見学をしっかり行ってIターン転職を成功させましょう。

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