田舎でのお金の問題

実際に田舎での生活をスタートする以前は、田舎の方が物価が安いから生活に関しては何も心配することはない…そう考えていました。しかし、実際に生活をスタートすると、それが大きな思い違いである事に気付きます。

そこで、ここでは田舎で生活する上でのお金についてお話してみたいと思います。これから、田舎での生活をスタートする方は参考にしてみてください。

田舎は本当に物価が安い?

まず、物価についてです。本当に物価は安いのでしょうか?確かに、地価はかなり安いです。私は、中古の一軒家を購入しましたが、もし都内で同等程度の物件を購入するとなれば、安くてもこの3倍以上はするでしょう。もし、賃貸で生活するとしても、家賃はかなり安いですので、この点については田舎の方が暮らしやすいと言えるでしょう。

しかし、その他の点においては、物価が安いどころか、むしろ高く感じてしまうことが多いです。 都会であれば、日用品や食料品を購入するにしても、購入するお店を自由に選ぶことができます。そのため、競争も厳しく、セール時などを狙えばかなりお得に買い物をすることができました。それに対して、田舎では基本的に日用品などは定価での販売が基本になります。定価のない生鮮食料品などについても、都会と比較して決して安いとは言えません。一部の野菜などについては、農協の直売所などを利用することによって、安く手に入れることもできますが、時期は限られますし、必要としているものが常に売られているとは限りません。

また、私の移住した九州はとにかくガソリンが高いです。こちらに移住してきて、はじめてガソリンを入れた時、あまりの高さに驚いてしまいました。 関東近郊と比較すると1Lあたり、10円近くも高くなっていることがあります。田舎では、交通機関がほとんど利用できませんので、車は必須となります。なので、このガソリン代はかなり家計に響きます。

このように、生活して行く上で必要なものを購入する費用のことを考えると、田舎だから物価が安い、とは言えないのです。

光熱費も割高になってしまう?

また、田舎の場合、光熱費も割高になってしまうケースが多いです。特にそれを感じたのがガス代でした。 都内で生活していた頃は都市ガスでしたが、地方の場合はプロパンガスが主流になります。すると、かなり料金は高くなります。私の家庭の場合、ガス代は東京で暮らしていたころの倍近くになってしまいました。

さらに、地方では2016年の4月からスタートした電力自由化の恩恵もあまり感じられません。とにかく選択肢が少ないのです。東京電力のエリアであれば、多くの企業は新規参入し、さまざまなサービスや格安プランなどを展開していますが、地方になると参入企業も少なく、選択肢があまりないのです。電気料金の相場そのものはそれほど高いわけではありませんが、プランの選択肢が少なくなれば、電気料金が割高になってしまう可能性が高くなるでしょう。

このように、田舎での生活をスタートすると、思わぬところで余計なお金が必要となってしまうこともあります。こういった点までしっかりと頭に入れた上で、田舎暮らしのシミュレーションをしてみましょう。

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