田舎への移住準備~家はどうすればいい?

東京にいるまま、遠く離れた九州での仕事を探すのは決して簡単な事ではありませんでした。ひとまず、蓄えは多少ありますので、移住先で仕事を捜した方が早い…私はそう結論づけました。 そうなれば、新居を探さなければなりません。

新居として私が考えていたのは、やはり戸建てです。ずっとマンションで暮らしてきましたが、どうしても窮屈さを感じてしまいます。そこで、地方に移住する際にはなんとしても戸建てを手に入れたいと考えていました。 しかし、現実はそれほど甘くはありませんでした。

新築の戸建てはやっぱり難しい

都内と比較すると、地方は地価がかなり低い事から、戸建てを手に入れるのもそれほど難しいことではない…私はそう考えていました。

確かに相場は都内より低めではありますが、実際に購入しようと調べてみると、想像していたほど安くはないことに気付きました。これから転職することになりますので、無理なローンを組むこともできません。かといって、蓄えの1000万円ではとても新築は不可能であることは、かなり早い段階でわかりました。

そこで、格安の建売戸建てや、中古物件も含めて考えてみることにしました。しかし、それも簡単ではありません。都内や、その近郊であればいくつもの住宅地があり、建売住宅や、状態の良い中古の戸建てを見つけることは難しくありません。

しかし、地方になると、そもそも住宅地と呼ばれるような場所が極端に少なくなってしまいます。 特に、私が移住を検討していた場所は、山に囲まれた小さな町でしたので、なかなか良い物件を見つけることができません。

そこから少し離れた地方都市の近くには、いくつかの住宅地があり手ごろな価格の建売住宅もありました。しかし、かなり開かれた場所でしたので、私がイメージしている田舎暮らしとはかけ離れてしまいます。近くには駅やちょっとした繁華街もあり、生活をするには便利そうな場所でしたが、これでは東京での暮らしとそれほど変わりません。そうなれば、リスクを抱えてまで田舎へ移住する意味はないでしょう。

ようやく見つけたのはかなり古い戸建て

予算も選択肢もないのであれば、ある程度の妥協は必要だと考え、古い物件も含めて探してみることにしました。 相変わらず、それほど多くの選択肢はありませんでしたが、ようやく妥協できそうな物件を見つけました。

それなりの広さの庭、そして駐車場までついた戸建てで、ロケーションとしては田畑、そして山に囲まれた理想的なものでした。価格もかなり安く、蓄えをかなり余らせることができる額でしたので、すぐに仕事が見つからなくても、しばらくは生活できます。

ある一点を除けば理想にかなり近い物件でした。しかし、その一点が問題でした。とにかく古かったのです。築40年で、この数年は誰も住んでいなかったらしく、かなり痛みも進んでいるようです。 しかし、他に選択肢はありません。とにかく現地へ行き、実際に見てみることにしました。

このように、新居を見つけるだけでもかなり苦労してしまいました。しかし、実際に現地へ行くと、またさまざまな問題に気付くことになりました。仕事も見つからず、住居も問題だらけ…希望に満ちた移住のはずが、不安だらけになってしまいました。

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