田舎暮らしとお金の話

田舎で生活をすることができれば、生活費を抑えることができる、というイメージを抱いている方も少なくないかもしれません。 確かに、家賃などは都会と比べるとかなり安いと言えるでしょう。しかし、全体的に物価が安いのか、と言われればそうとも言い切れません。

ここでは、田舎で生活を送る際のお金について少し真剣に考えてみたいと思います。

実は都会とそれほど変わらない物価

家賃などは確かに安いものの、食品や生活必需品の価格も田舎の方が安いと言えるのでしょうか? 確かに、かつてはそうだったかもしれません。しかし、今では私たちが日常的に利用するスーパーやコンビニ、飲食店などにも全国展開をしているチェーン店が多くなり、価格も均一化されてきています。

つまり、都会と都会の物価の差がかなり小さくなってきていると言えるでしょう。 それなのに、都会と田舎では賃金にはかなりの差があります。都会から田舎へ移住しても、同じだけの収入を得ることができれば問題ありません。しかし、「収入は下がっても、田舎は物価が安いから…」なんて考えていると、生活の水準をかなり下げなければならなくなってしまうかもしれません。

交通費もバカにならない田舎暮らし

当サイトでも何度かお話させていただきましたが、田舎では日常の足として公共の交通機関を利用することができないケースも少なくありません。 都会であれば、安価に電車やバス、地下鉄といった交通機関を使用し、移動することができるでしょう。

もしかすると、交通機関を使うまでもなく、徒歩で行くことのできる範囲内に生活に必要なお店や施設などが揃っている、という方も少なくないかもしれません。

しかし、田舎では最寄りのスーパーやコンビニまで10キロ以上も離れている、なんてことも十分に考えられます。 また、近くで仕事を見つけることができなければ、長距離の通勤をしなければならないかもしれません。

この距離を全て車で移動するとなれば、ガソリン代もかなりの額になってしまいます。また、走行距離が長くなれば、それだけ車の消耗も早くなってしまいますし、プランによって自動車保険の毎月の金額が上がってしまうことだってあるかもしれません。

田舎で生活をする上では、毎月かなりの額の交通費が必要となることを覚悟しなければなりません。

光熱費にも注意が必要!

生活費について考える上で、忘れることのできないポイントが光熱費です。特に、ガス代に関しては都会と田舎であまりにも大きな差額があることに驚いてしまう方も少なくないようです。

都会では都市ガスの使用が一般的となっていますが、田舎ではまだまだプロパンガスが主流となっています。 都市ガスとプロパンガスではとても大きな料金の差があることをご存じでしょうか?ガス会社によっては、同じ量しか使用していないにも関わらず、料金の差が倍以上になってしまう、というケースも少なくありません。

このように考えてみると、決して田舎は都会に比べて生活費を抑えることができる、とは言えないことに気付くことができるのではないでしょうか? 土地が安く、家賃を抑えることができることを差し引いても、田舎暮らしの方が生活費が高くなってしまうことも十分に考えられるのです。

Copyright© ~スローライフをはじめよう~ All Rights Reserved.