米だけでは生活はできない

都市部であっても、庭やベランダなどを利用して家庭菜園を楽しんでいる人も少なくありません。そこで農作業の楽しさを知って田舎での農業従事に憧れを抱く人も多いのではないでしょうか?
しかし、ある程度の規模で野菜などを栽培するとなると、家庭菜園とはまったく違った世界であることをしっかりと把握しておきましょう。小規模な菜園であれば、本格的な肥料や農薬を使用しなくても管理をすることは可能です。しかし、規模が大きくなれば、生育にムラが出ることもあり、また気付かない内に害虫や疫病に作物が侵されてしまうこともあります。ですので、しっかりと計算して肥料を与え、農薬で消毒を行う必要があります。
これらを怠ってしまうと、田畑の作物が全滅してしまうということもけっして珍しいケースではありません。また、被害を受けるのが自分の田畑だけであればまだ良いですが、周辺の田畑へ疫病の感染が広がり、辺り一帯に大きな被害を与えてしまうこともあります。
趣味の家庭菜園であれば、もし失敗しても生活に大きなダメージを与えられることはありません。しかし、農家としてこれで生計をたてていた場合、死活問題となってしまいます。

野菜を作るには?

少し話が逸れてしまいましたが、自給自足のために本格的な野菜作りをしたいのであれば、まずは畑の確保が必要となります。自給自足といっても、本格的なハウス栽培などを行わなければ一年中野菜を収穫することはできません。
最初の段階ではまず、春から秋にかけて収穫することのできる野菜のいくつかを栽培することのできる畑を用意しましょう。家族で消費する分だけで良いのであれば、それなりの広さの畑で同時に数種類の野菜を栽培するスタイルで十分です。 まずはこうしてそれぞれの栽培に慣れてきた後で専用の畑を持つようにするのがベストです。まったく農業の経験がない状態から、米と大量の野菜を栽培するのはかなり難しいので、毎年少しずつ拡張して行くのがベストでしょう。
ある程度軌道に乗ってくれば、前述のハウス栽培をおこなって一年中新鮮な野菜を手に入れることができるようになります。また、この段階までくれば、自分で食べる野菜はもちろんのこと、余った野菜を出荷して利益を得ることもできるようになるでしょう。
満足な食生活を送るには米だけでは不十分です。このように少しずつ野菜の栽培を初めて、徐々に規模を広げ、最終的な自給自足と専業農家を目指してみましょう。

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