面倒か嬉しいか?田舎特有の人間関係

都会には都会のルールがあるように、田舎には田舎独自のルールがあります。生活の仕方ももちろん異なりますが、一番違うのは人間関係です。過ごしていくうち、今までの常識が通用しなくて戸惑うことも多いでしょう。

もし生活様式が合わない場合は、ふたたび都市へと戻るしかありません。しかし「さあ戻ろう」と言ってやり直せるほど余裕のある人はあまりいません。ですから、事前に田舎での人間関係について知っておくようにしましょう。

下手をすると村八分!?閉鎖的な田舎の気質

日本にはむかしから「村八分」という言葉があります。ある村社会で掟や秩序に反した人に、住民たちが協力して一斉に絶交をすることです。過去には実際に上記の行為がおこなわれたこともあり、事件として取り上げられました。

もちろん、村八分にされるようなことは滅多にありません。ですが都市に比べて人々のつながりが強いことは確かであり、移住した人のなかには、人づきあいが上手くできずに田舎での暮らしに苦しんだ方もいるそうです。

「田舎の人はおおらかな性格」と考えている方もいるかもしれませんが、細かいことを気にしない、素朴といったのは一面でしかありません。閉鎖的で保守的な考えの人も多く、自分たちと異質なものを嫌う傾向にあります。

手を取りあって生きていく!田舎は人のきずなが強い

ですから人と違う暮らしをしたいと思う方、我が道を行きたいという方にはあまり向いていません。逆にのんびり穏やかに毎日を過ごし、人とのきずなを何より大事にして生きていきたいという人には、最高の環境になるでしょう。

デメリットばかり述べてきましたが、メリットもたくさんあります。例えば近所づきあいをすることで、自分の畑仕事を隣家の人が手伝いにきてくれることもありますし、野菜などの作物をわけてもらえることもあるそうです。

また、子どもは地域の人々みんなで育てるという考え方があるので、住んでいる場所の方々が子どもを見守ってくれます。ですから、自分の目がとどかない、学校の帰り道なども都会にいるより安心できるはずです。

良いか悪いかは自分次第!冷静によく考えてから決めよう

さらに、困ったことがあればまわりの人々がすぐに駆けつけて助けてくれることもあります。もし何かよその人に非難された時も、仲間意識の強い人々は味方をしてくれるでしょう。都市にはないきずなの強さは大きな魅力です。

けっきょくのところ、田舎暮らしが快適かどうかは自分の性格に合っているかどうかに尽きます。他人との連帯意識や地域ぐるみでのつきあいが好きな方には最高の環境になりますし、逆に嫌いな方には面倒な環境になるでしょう。

ですから引っ越しを考えているのでしたら、一度自分とパートナーそして子どもの性格を冷静に分析してみるといいかもしれません。家族全員やっていけそうなら移住を、もし無理だと思った時はあきらめるのも正しい選択です。

Copyright© ~スローライフをはじめよう~ All Rights Reserved.