山間の田舎町が陸の孤島に!?

田舎は公共の交通機関が乏しく、移動手段がほとんどない、ということはほとんどの方がイメージすることができているかと思います。 なので、基本的に車以外に移動手段がなくなってしまいます。

しかし、車社会であるにも関わらず、財政的な問題から道路がしっかりと整備されていない、というケースも少なくありません。

地域によっては、他の地域へ出るための道路やトンネルがほんの数か所しかない、というケースも珍しくありません。

実際に筆者が暮らしている町も山に囲まれており、ここから車で出るためには一か所のトンネル、一本の橋を利用するしかありません。

しかし、災害などによってこれらが使用することができなくなってしまうと、この町は完全な陸の孤島と化してしまいます。

大雨で町から出ることができなくなる

実際に数年前、大雨の影響によってトンネルへ向かう一本の道で土砂崩れが起こり、数日間通行止めになってしまったことがありました。

橋の方は無事でしたので、なんとか町の外へ出ることはできたのですが、もし、ここまで通行止めになってしまったら…と考えたらゾッとしてしまいました。

町内にはちょっとした買い物をすることのできるお店はありますが、物流がストップしてしまえば商品は何もなくなってしまいます。

頻繁に都市部まで買い物に出ることができないことから、ほとんどの家庭ではある程度、食品や生活必需品のまとめ買いをしていますが、トンネルが崩落してしまったり、橋のトラブルなどが起こったりすれば、長期間にわたって通行することができなくなってしまい、いつかは食べ物も不足してしまうことになります。

自然災害などは誰にも予測することはできませんので、事前に非常食をまとめ買いする、といった対策を打つこともできません。

こんな状況の中で、急病などになってしまうと命に関わる事態に陥ってしまうこともあるでしょう。

緊急時にはヘリなどが使用されることもありますが、天候によってはかなりの時間がかかってしまいます。

状況によっては、電気の供給も止まってしまうかもしれませんし、電話などの通信もできなくなる可能性もあります。 そうなれば、救助を求めることさえできなくなってしまいます。

自宅に帰れなくなってしまう

町の外で働いている方の場合、仕事に出ている間に主要な道路を使うことができなくなってしまうと、逆に家に帰ることができなくなってしまうこともあります。

1~2日ならなんとか過ごすことができますが、それ以上になるとさすがに困ってしまうでしょう。

もし、お子さんを残して町を出ている時にこんな事態になってしまったら…考えただけで怖くなってしまいます。

また、ペットなどを飼われている方の場合も、数日間帰宅することができないだけで、命に関わる事態になってしまいます。

山を徒歩で超えることができれば、なんとか町に入ることができますが、天候が悪い状態で、慣れない登山をすることは難しいでしょう。

山間にある田舎町の場合、何らかの事情であなたの暮らしている地域が陸の孤島となってしまう可能性もあります。

具体的な対策を立てることは難しいかもしれませんが、こういった地域での生活を検討しているのであれば、最悪の事態のことも頭に入れておくべきでしょう。

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