田舎に住んだら野草を食べてみよう

田舎に住んだら、食卓に野草を並べてみてはいかがでしょうか。野草には健康効果が高いものが多いので、食べ続けたら体の調子が良くなるかもしれません。

タラの芽は先端部分だけ採りましょう

タラの芽は山道沿いや日当たりの良い杉林などに生えています。タラの芽の茎には鋭いトゲがあるので採取する際は分厚いゴム手袋が必須です。軍手だとトゲが突き抜けてしまうので、やめておきましょう。採取時には、伸びた先端の部分の芽だけ採るようにしてください。下には二番芽と三番芽があって、後から芽を出す可能性があります。枯死を防ぐためにも先端部を全部切り取ってしまうことは避けましょう。

タラの芽の代表的な調理方法は天ぷらです。きれいに洗った後、芽の根本の硬い部分を切り落とします。それからはかまと言われる根本の周り部分を切り取って、根本に切込みを入れて火を通りやすくします。下ごしらえが終わったら小麦粉で上げましょう。天ぷらにする場合はアク抜きしないで大丈夫です。ほかにも和物にしたりして食べられます。

ワラビは毒があるので注意

ワラビは自然豊かなところに生息する野草です。4月の初めから5月の中旬にかけてたくさん見られます。山菜として有名なワラビですが、毒があるので食べるときには注意が必要です。生で食べると中毒を引き起こし、全身出血、骨髄破壊で最悪の場合死に至ります。ワラビを食べるときはアク抜きや塩漬けをして毒性を壊してから食べましょう。

アク抜きには重曹と水を使います。まずワラビを沈められる量の水を用意し、火にかけます。沸騰したら水1リットルに対し小さじ1程の重曹を入れて日を止めてください。そこにワラビを入れて一晩おけばアク抜き完了です。胡麻和えにしたり、ナムルにしたりして食べることができます。

お茶にすると体に良いドクダミ

道端などの日陰によく生えているドクダミには強い臭いがありますが、体にとてもいい野草です。ドクダミという名前も毒矯み=毒を抑えるという意味で、昔から健康のために活用されてきました。5~7月頃によく生えています。ドクダミは加熱することで臭気が和らぐので、天ぷらや和物などにしてよく食べられています。おすすめなのはドクダミ茶にすることです。ドクダミ茶は非常に健康効果が高く、血液をサラサラにして血圧を下げたり、アトピーや花粉症などのアレルギー体質を改善したり、利尿作用を高めて膀胱炎を改善したりとさまざまな効果があります。

ドクダミ茶は、少し手間がかかりますが家でも簡単に作れます。まずはドクダミをたくさん摘んできて、よく洗い土を落としましょう。次に何本かまとめて逆さにし、風通しのいい場所に吊るして乾燥させます。よく乾燥したら葉を適当な大きさに切って、フライパンで乾煎りしてください。終わったら密封できる容器に入れて保存します。飲むときは鍋で沸かして飲みます。茶葉10~50gに対し水を600mlほど使って、30分しっかり煮出してください。このとき沸騰させると熱で成分が壊されてしまうので、お湯は60~70度の温度に保ちましょう。

ヨモギはトリカブトと間違えないように採取しよう

ヨモギはいたるところに生えている野草で、葉っぱや茎に細かい毛が生えているのが特徴です。ヨモギ餅のイメージが強いヨモギですが、山菜としても食べられます。おひたしや天ぷらにしましょう。ヨモギを採取する際に注意したいのが、トリカブトの誤食です。

形はそれほど似ていませんが、ヨモギに混じって生えていることがあるので、間違って一緒に摘んでしまう人も多いのです。トリカブトには猛毒があり、手足のしびれ、嘔吐、腹痛などを引き起こします。最悪の場合には呼吸麻痺や心停止を起こして死に至る場合もあるので十分注意しましょう。誤植を避けるためにも、ヨモギを採取するときは形をよく見て、匂いを確認してから採りましょう。

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